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有限会社なごみの部屋/株式会社カルム

なごみブログ

車いすの使い方について

こんにちは『ケアセンターなごみ』です。
病院での通院介助を行っている際、車いすの使い方がわからない患者さんや
ご家族の方から使い方を聞かれることが度々あります。
車いすはお一人お一人の状態に合わせたタイプを選ぶことができます。
また、使い方もありますので、ご紹介させていただきます。
車いすの種類には、主に4種類のタイプがあります。
当施設では、主に標準タイプと、リクライニングタイプの車いすを使用しています。

介助者に操作してもらう際の方法をご紹介します。

・介助者に操作してもらう場合は、利用者の姿勢を直してもらい、ブレーキを外してグリップを押して動かします。

・上り坂では利用者が前のめりにならないように注意しながら、力強くグリップを押して進みます。

・下り坂では利用者が前のめりに転倒するのを防ぐため、車いすを後ろ向きにしてゆっくり下がります。

・段差を越える場合は、介助者はティッピングレバーを踏んでキャスタ(前輪)を上げ、段差を越えたらキャスタ(前輪)を下ろし、その後は後輪をゆっくり動かして段差を越えて進みます。

いずれの場合も、操作中は必ずフットサポートを下げ、足を乗せた状態で操作してください。

足が下がったままだと操作した時に足を車椅子に巻き込んだり地面を引きずったりして骨折や捻挫の原因になります。

※ 車いすの基本的な操作を守って、安全に使用しましょう!

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