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訪問看護ステーション ナーシングなごみです。
今回のテーマは「健康寿命」と「ロコモ」についてです。
まず、健康寿命とは何でしょうか。
健康寿命とは、誰の手も借りず健康で日常生活を送れる期間のことを言います。
日本は世界の中でも長寿国として知られていますが、
平均寿命と健康寿命の間には、男性で約9年、女性で約12年の差があります。
この期間が意味することとはなんでしょうか?
それは、何かしら健康上に問題があり日常生活が制限されたり、
何らかの助けが必要になることを意味しています。
【平均寿命と健康寿命】
男性で約9年…。
女性で約12年…。
数字だけみると短い気もしますが、
実際にその時の自分を想像してみると、不安になってしまいますね。
この数字をできるだけ少なくする事が、
健康寿命を伸ばし、要支援・要介護になる事を防ぐ鍵となります。
では、どうしたら健康寿命を伸ばせるのか。
その前に、「ロコモティブシンドローム」について知っていきましょう。
ロコモティブシンドローム=ロコモとは?
聞きなれない言葉ですが、「ロコモ」とは、
骨や関節、筋肉などの運動にかかわる器官(運動器)の衰えが原因で、
歩行や立ち座りなどの日常生活に障害をきたしている状態のことをいいます。
ロコモが進行すると、将来的に介護が必要になる危険性が高くなるのです。
ここで、皆さんに質問です!
要支援や要介護になる原因の第1位はなんでしょうか?
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答えは、「転倒・骨折や関節の病気などの運動器の故障」です!
いかがでしょうか。正解しましたか?
実は、脳血管障害や癌などの病気よりも
こういった運動器の障害が要支援・要介護となる原因なのです。
【要支援・要介護になった原因】
それでは、下記のチェックリストを使って
ロコモかどうか簡単に確認してみましょう!
いかがでしたか?
1つでもあてはまる方は、ロコモである可能性があります。
良くも悪くも、未来の自分を変えられるのは、今の自分しかいません。
今は大丈夫と思っていても、5年後、10年後の身体はどうなっているのか。
そして、どうありたいかを考えてみましょう。
何事も予防に勝る治療法はありません。
将来の自分のために、今を大事にしていきましょう!
※ロコモについて詳しく知りたい方は、下記のサイトを参考にしてみてください。